梵字の数字(基数詞)...The Siddham(bonji) Numerals in Sanskrit.
梵字には数字も存在するのは御存じでしょうか?教典等にもサンスクリット数詞は登場しますが、ほとんどが文章として(3の場合triと)登場するので余り重要視されていませんでした。
しかしこの数字文は11を超えると超難解に成りますので数字で覚えた方が安易だと思います。
読みかたは...
0=s'u:nya/シューニャ。1=eka/エーカ。2=dvi/ドヴィ。3=tri/トリ。4=c'atur/チャトゥル。5=pan~c'a/パンチァ。6=s,as,/シャシュ。7=sapta/サプタ。8=as,t,a/アシュタ。9=nava/ナヴァ...です。
合わせて朴筆体で...
現在の我々が使用している数字を「アラビヤ数字(Arabic numerals)」と言いますが、実は古代印度人が発見した「ゼロ/0」を含む数字概念がアラビヤ経由で普及した為、そう呼ばれております。すなわち、この古代印度数字形が紆余曲折し現在の数字の形になりました。いわば「印度数字(Indian numerals)」が正しい呼び方かと...
そして...現在の印度数字です...The Devanagari Numerals in Hindi.
字形と読みかたが少し変わります...
0=s'u:ny(a)/シューンニェ。1=ek(a)/エーク。2=do/ドー。3=ti:n(a)/ティーン。4=c'a:r(a)/チャール。5=pa:m~c'(a)/パーンチ。6=c'hah,/チ’ェ。7=sa:t(a)/サート。8=a:t,h(a)/アータ’。9=nau/ナォ...です。0や6など読み方が変則的な物が有ります。